青少年支援は、これからの社会を支えていく若者たちが社会に順応していくために必要不可欠な体制と言えます。様々な理由で学業や就労ができなくなった彼らを、いかにして社会に参加させる手助けをするか。青少年支援の基本であり最も重要な課題です。しかも、彼らが社会参加できなくなった理由はそれぞれ違うので、各人の置かれている状況を的確に把握した上で、よりきめの細かなサポートが必要とされます。
そのためには、都道府県や市町村などの公的機関と、民間の機関やNPO法人など、関係する様々な組織が緊密に協力することが必要です。
自立を目指す青少年をサポートする施設には、様々なものがあります。例えば、鹿児島県奄美市にある「ゆずり葉の郷」では、15~19歳の少年少女たちが、菜園で野菜などを育てたりしながら共同生活を送っています。また、行き場のない子供たちやDVの被害に遭っている女性などを一時的に受け入れることも行なっています。
一方、東京都福生市の「青少年自立支援センター」では、寮生活の希望者が後を絶ちません。仲間づくりから徐々に社会参加への心の準備を始めていき、就学・就労のトレーニングやサポートをしてくれるので、社会参加がスムーズに達成されるわけです。
このような様々な人々の手助けによって、前向きに社会に参加しようとする青少年たちは、着実に増えているようです。